キャリアの足を引っぱるバッグ使い
打ち合わせで訪れたクライアント先や、業務が集中しがちな出張先では、思いがけず荷物が増えることはめずらしくないはず。そんなとき大抵の人は使い回しの紙袋や、ちょっぴり心もとない布製のエコバッグで対応しているのをよく見かけます。急なことなので「仕方がない」と思いつつも、スーツに不似合いなサブバッグをつい使ってしまうのは致し方がないのでしょうか。
当然それも悪いことではありませんが“急に荷物が増えること”を想定するのも、キャリアのある人にとっては必要なこと。不測の事態にスマートに対応できるかどうかで、仕事の印象が大きく左右されることがあります。なにより常に自分が心地よい状態でいることも、ビジネスでは大切な条件のひとつです。
いくら高級なスーツを着て、ハイブランドの靴を履いていても、バッグで手を抜いてしまっては全身の格が一気に下がります。バッグは自身の名刺代わり。自分の能力を大げさに誇張する必要はありませんが、いつでもきちんと見えるように意識をすることが大切です。