「美シルエットでありながら合わせるインナーを選ばず、軽くてシワになりにくい。そのうえトレンドに左右されずに長く着られる……」。言い出したらキリがない、春アウターの絶対条件。けれど、今季はそんなワガママをかなえてくれる優秀な一枚があるんです。今こそ、“とりあえず着ている”義理アウターから卒業する絶好のタイミングかもしれません。
女性手の紐ベルト付きのコート
※写真はイメージです(写真=iStock.com/iprogressman)

季節の変わり目のアウター問題、どう乗り切る?

暦の上では春本番でも、日によって寒暖差が大きく、“はおりもの”に困るのがこの季節。着こなしの主役になるアウターは大きな買い物となるだけに、妥協できないとはいえ管理職という立場ともなれば、どんなものを選ぶのが正解なのでしょうか?

装いが難しい季節の変わり目に役立つ薄軽アウターは、優秀な一着を持っておくととっても便利。たとえば肌寒い朝の通勤時にサッとはおれて、日中予想外に気温が上がって手持ちになったとしても邪魔にならないもの。またたとえば、合わせるボトムを選ばない万能な丈感のもの。さらには長距離移動にもシワになりにくくて、エグゼクティブにふさわしいラグジュアリー感のあるデザインだったら、まさに文句ナシ! ……ですが、そういったすべての条件をクリアしてくれるアウターなんて、そうそう見つからないのが現状です。

そんな現実に甘んじて、私たちはこれまで無難なトレンチコートでとりあえずしのいだり、ストールやインナーでどうにか工夫をして季節の変わり目を乗り切ってきました。けれど、ある程度の役職についているPW世代であれば、スーツだけでなくその上からはおるアウターにまで、きちんと気を配りたいのが本音です。

注意! 春のNGコーディネートとは

春先の装いとしてやりがちなNGコーディネートは、冬のコートを引きずってしまうこと。とくに気温が上がり切らない寒い日は、誰もがやってしまいがちな間違いです。けれどいくら寒くても今の時季、冬の素材ではやはり重過ぎる。T.P.Oが感じられず、春仕様のスーツとのミスマッチ感も際立ちます。

また、定番のトレンチコートも決して悪くはないのですが、学生から新入社員に至るまで、年齢に関わらず多くの人が着ているため、選び方を間違えると途端にリクルートスーツのような装いに転ぶ危険性も。せっかくなら管理職という立場にふさわしく、今シーズンはよりエレガントで大人の余裕を感じさせる一着にトライしたいところです。

そしていちばん気にかけたいのは汎用性。忙しい朝の出掛けにいざ、はおろうと思ったら「スーツに合わない」「裾からのぞくスカート丈が中途半端」などという理由で、慌てて着替えなおすことがないようにしたいもの。前日についたシワがそのまま、なんてもってのほかです。

この春買うべき薄軽アウター、管理職の正解は?

流行に関係なく長く着られて、かつ着回し力も高い。そんな万能アウターが欲しいなら、今季はボタンのない、シンプルなラップタイプがオススメ。サッとはおれば即サマになって、中に着るものを選ばない。さらには出先で脱いだとしても、コンパクトにたためてシワにもなりにくいとくれば、出張や移動が多い働く女性にとっての強い味方になってくれます。軽量&薄手であれば持ち運びも簡単でなおよし! 人に会う機会が多くてもストレスになりません。

また、パンツのシルエットは太め、スカート丈は長めというトレンドが続いている今シーズンは、コート丈もやはり長めを選ぶのが鉄則。コーディネートを難しく考える必要がなく、ビジネスシーンではもちろんのこと、パーティや会食などのワンピースにも合わせやすく重宝することでしょう。

賢く選べば春だけでなく、梅雨寒の季節や秋口にも大活躍してくれる優秀薄軽アウター。着ても脱いでも妥協のないお仕事スタイルは、ビジネスパートナーに圧倒的な信頼感と安心感を提供する、大切なエッセンスになるはずです。

今月の名品

マックスマーラのシルクタフタコート

ラグジュアリーな佇まいを演出するフレアシルエット
ラグジュアリーな佇まいを演出するフレアシルエット。たっぷりとした生地感がリッチな印象で、大きめのショールカラーがエレガントさを後押し。コート21万円/マックスマーラ(マックスマーラ ジャパン) ※価格は税抜きです。
シンプルなメタルバックルがアクセント
シンプルなメタルバックルがアクセント。前身ごろにボタンなどはなく、共布のベルトでラフに留めるだけで、美シルエットが簡単に決まる。
自然な光沢が美しいシルクタフタ素材
自然な光沢が美しいシルクタフタ素材。シャリ感のある風合いで春夏にも快適な着心地。軽量なのでかさばらず、シワになりにくいのも魅力。
問い合わせ先●マックスマーラ ジャパン TEL 0120‐030‐535