お金が貯まらない人の財布の特徴7つ

お金が貯まらない人は、自分の財布を雑に扱っている傾向があります。

角が擦り切れ、表面に汚れがあり、中身はお金以外のものがいっぱい。レシート、割引券、ポイントカード、クレジットカードなどでパンパンに膨み、いわゆる「ブタ財布」状態になっています。

また、お札も2つ折りで入っていたり、3つ折りで入っていたり、1000円札、5000円札、1万円札が整理されずに混在していて、お札とお札の間にレシートが挟まり、支払いの際にお札を出すとぱらぱら落ちるなんてことも……。

まさに、財布にもお金にも意識が向いていない状態です。

「お金が貯まらない人」の財布には、次のような傾向があります。

・財布がパンパンに膨らんでいる
・お札の入っている方向が上下、表裏バラバラ
・お札がくしゃくしゃになっている
・1回しか行ったことのないお店のポイントカードが何枚も入っている
・クレジットカードが複数枚入っている
・期限切れの割引券など、ゴミ化した紙がそのまま入っている
・レシートが目いっぱい入っている

もし、自分の財布を見直してみて、ひとつでも該当する項目がある場合には、もう少し自分の財布、そして自分のお金に興味を持つようにしましょう。

家計の見直しには財布の小型化が効果的

家計相談のとき、相談者の方がブタ財布状態になっていたら財布を新調するよう勧めています。それも「できれば、小さな財布」にするように提案しています。というのも、財布を小さくすると、物理的に入れられる量が限られてくるからです。

まず、場所を取るクレジットカード、キャッシュカード、ポイントカードの枚数を見直すことになります。

本当に持ち歩く意味があるポイントカードはどれかを絞り込むうち、日頃のムダ遣いに気づくこともあるでしょう。また、レシートを乱雑に突っ込んでおくこともできなくなるので、必然的に1日、2日で財布の外に出すことになります。

そのタイミングで自分の買ったものを振り返り、「ちょっと買いすぎたな……」と思ったら、翌日から「引き締めていこう」と気持ちを切り替えることもできるでしょう。

つまり、財布を新調し、小さくするとお金自体に意識が向くようになるのです。

財布からのお金の出入りに気が向くようになれば、管理をきちんとしようという意識が芽生え、「お金が貯まらない人」から卒業する一歩を踏み出すことになります。