話せるようになった!? 実践の場で成果を実感
一週間の体験後は、再び小澤さんと面談。スプレッドシートを元に、できたこと、できなかったことのコメントをもらう。単語や瞬間英作文のテストのほか、スピーキング力をスマホでチェックできるテストVERSANTも受けた。プログリットの面談はあくまで、自習のサポートや英語力がどれほど向上したかの確認タイムであり、授業は一切しないというのが特徴の一つのようだ。
「単語と瞬間英作文のテストは、無事にクリア。VERSANTの総合点は39点でした。私の目標である“外国人のお客様に対応する”には50点あるとよいと聞いたので、まだまだこれからですね」(中村さん)
体験後は、休んでいたオンライン英会話を再開。そこで、これまでになかった手ごたえを感じたと言う。
「実は、これまでは自分の言いたいことも言えない、そもそもどうやって文章を作るのかわからない、苦痛の25分でした。でも一週間の体験レッスンを終えて、しゃべれるようになったんです。これは瞬間英作文の効果かな。聴けるようになったのは、シャドーイングのおかげなのかなと思います」(中村さん)
それでも1日3時間の自習は、かなりハードだったのではないだろうか。
「それが意外にできるなと思いました。まず移動時間はすべて勉強にあてる。これまでブログを書いたり、ボーッとSNSを眺めたりしていた夜の時間も、すべてカットして勉強に。細部の掃除など、平日の家事に時間が割けなくなった分は、休日に回すなどの工夫が必要でしたが……」(中村さん)
一週間とはいえ、モチベーションをキープするには、自分のレベルに合った目標設定と自習をサポートしてくれる伴走者がいることは重要だと感じたという。3カ月など長期のスケジュールなら、なおさら目標設定が大事になってくるようだ。
リスニングを強化して目標スコアは800点台!
この体験レッスンを通して、英語力アップのために必要なことは何だと感じたのだろうか。
「いちばん大事なのは“この学習に意味がある”と確信できること。今までは、色んな参考書に手を出しては『この自習法で本当に合っているのかな……?』と不安になり、自習のモチベーションが下がってしまうことが多かったんです。今回は面談をふまえた結果、いただいた参考書だったので『とにかくこれをやり抜こう』と信じられ、自習中に迷うことがありませんでした。学習法をプロに指南いただかない場合は、毎週のテストやVERSANT、TOEIC®などを受けて成果を確認すると良いように思います。自分が伸びていれば、この学習方法は間違えていないんだと思えて、自習を継続できそうです」(中村さん)
現在は、朝はシャドーイングとオンライン英会話、移動中は単語と瞬間英作文、夜は多読、と1時間半~2時間の自習を続けているという。次のTOEIC®の目標は830点。今回「楽しい」と思えたシャドーイングを続けることでリスニングスキルを強化し、リスニングをプラス30~40点にしたいと意気込んでいる。