スキルを資格でアピール。キャリアの可能性も広がる
人生100年時代を迎え、私たちを取り巻く労働環境も大きく変化している。この先どうやってキャリアを構築していけばいいのか模索している人も少なくないだろう。そんななか、キャリアを切りひらく手段の1つが、資格や検定だ。産業カウンセラーでキャリアデベロップメントアドバイザーのいぬかいはづきさんは、その理由をこう話す。
「終身雇用制度が事実上崩壊するとともに、働く期間が長くなるということは、キャリアチェンジの機会も増えるということ。その際に、資格や検定は、自らのスキルを客観的に証明する有効なツールといえます」
資格取得のための勉強は、その分野についての知識やスキルを体系的に知ることができるため、適性や興味を確認するのにうってつけ。
「もし教材を読んで、つまらない、難しいなどと感じるなら、向いていないと思ってよいでしょう」