普段のみっともない歩き方は全てを台無しにする

歩き方も重要です。私のビジネスアピアランスのコンサルティングでは、歩いているところをビデオに撮って見てもらうこともありますが、多くの方が驚かれます。自分はこんなにみっともない歩き方をしていたのか、と。

歩く姿勢の悪い人に対するイメージを調査してみると、一位が「自信がなさそう」、二位が「不機嫌そう」、三位が「損をしていそう」、四位が「消極的」というものでした。このくらい印象が悪いのです。

ダメなパターンは、速度が遅い、歩幅が狭い、目線を下に向けて歩いてしまうことです。

そうすると、トボトボ感が出てしまう。一位から四位までの悪い印象をすべて人に伝えてしまうようなことになりかねないのです。逆にいうと、これとは正反対の歩き方を意識すると、仕事ができそうな良い印象を与えられるということですね。

プレゼンの時よりも普段の歩き方のほうが重要

プレゼンテーションのときにはさすがにダラダラと歩くようなことはないと思いますが、間題は普段です。普段、オフィスから外出するときやお手洗いに行くときなどにダラダラと歩いていると、こういう悪い印象を周囲の人たちに刷り込んでいくことになります。

もちろん、上司もそれを見ています。さて、トボトボ歩いている部下を、上司はどう評価するでしょうか。

歩き方が悪いと靴のかかとも減ります。姿勢も悪くなる。のろのろと小股で歩いているところを想像してみてください。とても仕事ができそうには見えません。