2020年の目標を決めた、という方も多いのではないでしょうか。でもそれを手帳などに書いている人はそんなに多くないはず。様々な研究結果で明らかになっている書くことによるすごい効用についてご紹介します。

※本稿は、中島輝『書くだけで人生が変わる 自己肯定感ノート』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/AntonioGuillem)

手で書くことで脳が圧倒的な刺激を受ける

自己肯定感は、自分や自分の人生に「YES」と思える気持ちのことです。

自己肯定感とは、自分には生きる能力があり、幸せになるだけの価値があると確信した状態です。つまり、生きるエネルギーそのものです。

自己肯定感が高まれば、あなたはほんとうの自分になってナチュラルな状態で最高の人生を過ごすことができるでしょう。

そんな自己肯定感が高まる具体的な書き方のコツについて説明する前に、ここではまず、「書くこと」のもつ力について深く掘り下げていきたいと思います。

というのも、書くことの効果、脳に与えるポジティブな影響、行動を変化させる仕組みなどを知ることが、書くことそのものへの期待感、信頼感を高めるからです。あなたの中に、そんな知識の土台があることで、自己肯定感が高まる書き方の効果もより確実なものになっていきます。