集中するのは3コマだけ! ゆるめのFourWordへ

1週間のTARGET滞在を経て、次に向かったのはタクシーで5分の場所の発展地区にある「FourWord English Studio」。次の1週間は、ここで授業を受ける。

FourWordは「英語を効率的に伸ばすには、長時間ダラダラやるよりも、短時間集中したほうがいい」という考えのもと、プログラムが組み立てられている学校。1日のレッスンは、マンツーマンレッスン3コマ、自習スタイルのグループレッスン3コマ、とTARGETに比べると、かなりゆるい。授業は50分だが、25分たつと5分の休憩をはさむので、これも楽に感じる。

 

同じマンツーマンレッスンでもTARGETは部屋ごとに区切られていたが、FourWordはワンフロアに机といすが設けられた完全オープンスタイル。時間に応じて、それぞれが指定されたエリアの席につく。グループレッスンは個室で行われる。

「FourWordは、いろいろなものをそぎ落とした」と石原さんが語るように、カリキュラムは1本だけ。生徒も日本人だけで、先生は原則変えられない。

FourWordのカリキュラムは、TARGETの6年間の経験と第二言語習得論という科学的な知見をベースにしたもの。マンツーマンレッスンでは、リーディング&リスニングのインプットを重視し、日本人が聞き取りにくい音声変化を意識しながら、シャドーイングやディクテーションで徹底的にアウトプットしていく。グループレッスンでは毎日のテストでボキャブラリー力を、そして多読によってリーディング力を鍛え上げていく。