支出を減らすことを目的に家計簿をつけている人は多いのではないでしょうか。多くの家計相談を受けてきた八ツ井慶子さんは、その目的を達成するにはひと工夫必要と言います。支出カットができる家計簿のつけ方のコツとは?
※写真はイメージです(写真=iStock.com/mapodile)

こんにちは、家計コンサルタントの八ツ井慶子です。

みなさんは家計簿をつけていますか?

「この“つけ方”でいいのだろうか?」と、一度くらい悩まれた方は多いのではないでしょうか。

そこで、私のこれまでの家計相談経験を踏まえ、独断と偏見で“つけ方”を考えてみました。いまいちどうつけていいか分からなかった方は、よかったらご参考になさってください。

1.家計簿をつける「目的」をはっきりさせる

家計簿と向き合う前に意識しておきたいのが、家計簿をつける「目的」です。

「家計簿はつけているだけで、家計は何も変化がない」、なんてことはないでしょうか。こうならないためにも、「目的」をはっきりさせておきましょう。目的によって「つけ方」を変えるといいと思います。