指摘しづらい&誰も叱ってくれない「音」のマナー

食事中の咀嚼音や、生活の中でドアを開け閉めする音などは、比較的子どもの頃に親や先生が注意してくれたことで、マナー違反だということを知っている人は多いもの。

けれど、大人が堂々と違反しがちな「音」のマナーは、いくら自分が先輩の立場だからといってもなかなか指摘はしづらいし、ましてや管理職の立場である人がそれを無意識にやっていたとしたら……後輩に恥をかかせてしまうことにもなりかねない。

身だしなみや言葉使い、立ち居振る舞いを完璧にしていても、「音」にまで気を配れなければ、その人は乱暴で雑な人と見られてしまうことも。せっかくいい仕事をしたとしても台無しです。

今一度、自分のクセやしぐさを客観的に見直してみましょう。

上司、後輩、友人、恋人、そして家族――。身近にいる大切な人たちに嫌な思いをさせないためにも、目には見えない「音」のマナーにまで気を配ることは、働く女性としてマストなのです。

写真=iStock.com

乙部 アン(おとべ・あん)
フリーエディター/執筆家

新ファッションウェブマガジン「LIV,」女性ファッション誌のフリーエディターをしながら執筆家としても活動、いくつかの連載を掛け持ちする。アメブロやnoteなどのブログでは、大人の女性に役立つファッション・仕事・サステナブル・ライフスタイル・独自の人生哲学を発信。