安い店でもありがたみが増す魔法
一緒に食事をして仲良くなりたいけれど、自分にはそれほどお金がないという場合。見栄を張って高い店に行かなくても、安い店で演出する方法があります。それはカンタン。なぜその店を選んだのか、その理由を語ってあげると、ありがたみが増すのです。
「ここはとにかく刺身がおいしいんですよ」
「絶対にここの牛すじ煮込みは食べてもらいたいと思いましてね」
と一言フォローし、「この店にあなたを誘ったのは理由があるんですよ」と含ませておけば、相手も「なんだ、こんな安い居酒屋に誘いやがって」とは思わないものです。
常連客ではなく、上得意客になる
成功者たちは、人をもてなすために招待できるお店をいくつかリストアップしています。しかも相手に合わせて対応できるよう、相手が目上の年長者なら和食の料亭とか、女性ならイタリアンとか。フトコロがキビシイとき用に値段は安いけれどおいしい店、経費で落とせるなら高級な店、親密な話ができる個室のある店など、いろいろバリエーションを持っているのです。
そしてせっかく大事な人を誘うなら、その店の良い席を予約したいものです。それに、メニューにない料理を出してもらえると、誘った相手に特別な印象を持ってもらえます。だから彼らは、いくつかのお店の上客になっています。
そう、「常連客」より「上客」です。高い頻度で通う常連客は、いつしかナアナアになり、店側も客に対するありがたみが薄れます。でも上客であれば、月1回しか来なくても、最高のサービスを受けられます。
ではどうすればなれるか。私が経験した3つの方法をご紹介します。