【STEP 2】申し込む・はじめる

給振口座を指定すれば、確実に積み立てできる

これまで取引していない金融機関ではじめるなら、証券総合口座とつみたてNISAの口座を同時に、口座がある場合はつみたてNISAの口座を開設する。

楽天証券の例だが、ネット証券であれば基本的な流れはほぼ同じ。まずはウェブサイトから口座開設の申し込みをする。本人確認資料が必要で、申込書類にコピーを添付する場合や、サイトからアップロードできる場合がある。

証券総合口座には3つのタイプがあり、「特定口座/源泉徴収あり」を選べば利益が出ても確定申告する手間がかからない。

口座が開けたらパスワードを設定し、商品や金額を指定。積み立てに必要なお金は銀行などから自動的に引き落とされるので、給与振込口座を指定すれば手間なく便利だ。

▼ありがち! NISAについての勘違い&疑問
Q 一般NISAとつみたてNISA、どちらがいい?
A つみたてNISAは年間40万円が上限なので、もっと多く投資したい人は年間120万円まで投資できる一般NISAがいいかも。またつみたてNISAでは個別株投資はできないので、個別株投資が好きな人は一般NISAが選択肢になる。つみたてNISAの対象になっていない投信でも、一般NISAなら投資できる。
Q 商品は1度決めたら替えられない?
A 商品を替えられないというのも、ありがちな勘違いだが、いつでも変更できる。はじめは日本株インデックス投信に3万円、慣れてきたら日本株、先進国株、新興国株のインデックス投信をそれぞれ1万円ずつにするなど、自由に変更できる。お金が必要になる時期が近づいたらリスクが低い国内債券に投資する投信にするのもいい。