▼指令2
自分の不手際で、5、6枚の契約書を書きなおしてもらわなければならないことに。相手は忙しい50代男性。お怒りの様子で電話に出てくれません。菓子折りに同封する謝罪文を書いてください。
(※1)謝罪に始まり、謝罪に終わる構成に
怒っているであろう相手に対して「平素より格別の……」の文言は、火に油を注ぐようなもの。まずは謝り、謝罪で終わるのが、鉄則です。
(※2)失敗の原因をあやふやにしない
原因もわからず謝罪しているのかと、さらに怒りを買うかもしれません。不手際や失敗などミスの原因を端的に伝えましょう。
(※3)自分を落として、人情に訴える
「一社会人として恥ずべき行為」と多少オーバーな表現で人情に訴え、「もういいよ」と思わせましょう。怒っていても相手は同じ人間です。
(※4)重く受け止め、対応する姿勢を見せる
軽く扱われていると感じると、怒りは収まりません。「会社として対応策を考えている」と、失敗を真剣に受け止めていることを伝えましょう。