研修もなく上司からも教えてもらえない、取引先とのメールや手紙の書き方。“一目置かれる”にはどんな書き方をすればいいのか? 「告白」「復縁」「お礼」「謝罪」「遺言書」など、あらゆる分野の相談を受ける代筆屋、中島泰成さんに教わります。
●挑戦者:杉本絵吏さん
保険代理店勤務。ネットにも本にも自分の状況に合った例文がない。「毎日のように、おわび文を書いています。一筆箋は相手によって使い分けできるよう、複数キープ。」

▼指令1
自分のサポート不足で契約書類に不備が出た際、書類と一緒に送る一筆箋を書いてください。

(※1)挨拶のあとに自分の名前を入れる
一筆箋でも手紙でも、誰からの便りかわかると安心し、読む態勢が整います。対面で挨拶するとき、名前を名乗りますよね。それと同じです。

(※2)謝罪してからお礼を伝える
冒頭には、「ありがとう」よりも、先に不備を認め、謝罪する一文を。最後に契約のお礼を述べると、一筆箋としてきれいにまとまるでしょう。