Q3. “昭和な上司”に言いたいことを伝えるには?

A 本音はぶつけず、「頼りにしてます」とおだてる

ノンストレス代表・坂野尚子さん「1つ失敗しても、2歩前に進めれば大丈夫」

昔ながらの考え方や仕事の仕方にとらわれて、時代の変化についていけない化石のような人、いますよね。部下のほうが正しいとわかっていても“昭和な上司”は頭が固くなっていて時代に即した判断ができません。ですから正面からぶつかっても自分が疲れて損をするだけ。大切なのは仕事の結果であって、上司をやりこめることではありませんよね。であればダメな上司の言葉をサラリと受け流すくらいの余裕を持ちましょう。

昭和な上司は、自分の存在価値を認めてほしい人が多いもの。

「頼りにしてます」と自尊心をくすぐっておいて、こちらの意見を通します。おだてられているなと相手が感じたとしても、ほめられて嫌な気持ちになる人はいません。

「相手をおだてる」という方法は、とてもスマートで有効な手段。目的を果たすことを第一に考えたテクニックです。それを見た周りの人は、「彼女はコミュニケーション能力が高いな」と認めてくれると思います。

Q4. 必要な社内政治と、意味のない社内政治の違いは?

A 自分の能力を上にアピールすることは必要。派閥や属性によって人を分類するのは無意味