「クラウドソーシング」成立までの流れ

一般的なクラウドソーシングの流れを説明しましょう。

まずは仕事を依頼したい企業である「発注者」が、クラウドソーシングの仲介をする会社に委託したい仕事を「○○円でやってくれる人を見つけたい」と依頼します。仕事のオリエンテーションにあたる内容も伝えます。

仲介会社は委託された仕事を自社のサイト上に掲載し、「受注者」を募ります。このとき仕事内容と金額も提示します。

受注者はサイトに登録をします。登録料は無料です。このとき自分のスキルや資格、経験や実績なども登録をします。掲載された仕事の内容や金額などを閲覧し、やりたい仕事に応募します。

発注者は、「この人なら……」と思う人に発注をします。受注者にはこれまで受けた仕事のレビューもついており、受注者を選択するのに大いに役立ちます。

仕事が動いている間のやりとりやさまざまな管理、支払いは仲介会社が行います。大半がネット上でのやりとりとなり、打ち合わせが必要ならスカイプなども駆使します。小さな仕事なら、発注者と受注者が直接顔を合わせるのはごくまれです。

受注者は仕事を納品します。このとき、発注者に直接納品するか、あるいは仲介会社を通して納品するかは仲介会社やその仕事の契約によります。ギャランティは仲介会社から一定の手数料を除いた分が支払われます。