Q:疲労回復にはビタミンB1を多く含む豚肉が有効といわれますが、 豚肉と一緒に調理すると合う香辛料はなんですか。(複数回答可) 

※■以下は、おすすめメニュー

第1位:黒こしょう(72人)
■豚肉なら黒こしょうをかけて素焼きが一番おいしいと思います。(40代、医療機関勤務)
■ゴーヤチャンプルー。いつもの優しい味付けに飽きたら、黒こしょうをひと振り。相性バッチリです。(30代、調査会社勤務)
■野菜と豚肉の黒こしょう炒め(40代、教育機関勤務)

第2位:マスタード(62人)
■豚肉のハニーマスタードソテー(40代、医療機関勤務)
■豚肉のパン粉マスタード焼き(30代、フリーランス)
■スライス肉に塩を振り、粒マスタードを塗ってから、ゆでた棒状のいんげんやにんじん、かぼちゃ、じゃがいもなどを巻いて、フライパンで焼く。(60代、保健指導会社勤務)

第3位:ゆずこしょう(50人)
■冷しゃぶのゆずこしょうソース(30代、フィットネス勤務)
■豚肉のゆずこしょう炒め。豚肉を炒める際にゆずこしょうを用いると、香りが良くなり、よりおいしく食べられる。(40代、財団法人勤務)
■餃子のたれのラー油代わりに、ゆずこしょう。(40代、教育機関勤務)

疲労回復食材・豚肉を引き立たせる名脇役No.1は“黒こしょう”!

香辛料は食材を引き立たせる名脇役。疲労回復に効果的な豚肉と香辛料の掛け合わせで、おいしく秋バテ解消を図ることができます。

管理栄養士・栄養士が豚肉と合う調味料として選んだ第1位は“黒こしょう”でした。豚肉との相性はバツグンで、おすすめメニューとしても、ポークソテーや黒こしょう焼きといったシンプルなものが多く挙げられています。

豚肉に多く含まれるビタミンB1には、糖質を効率よくエネルギーに変えてくれる働きがあり、疲れているときには非常に役立つ栄養素。バテているときや過労時は、すぐに消費してしまいます。ビタミンB1を多く含む代表的な食材・豚肉を積極的にとることが秋バテ対策にはおすすめです。香辛料を上手に使っておいしく栄養を補給しましょう。

また、にらやにんにくに多く含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を助けるため、豚肉と一緒にとるとより効果的です。

食欲増進に役立つ香辛料には、ほかにもいろいろな働きがあります。次回は、そんな魅力あふれる香辛料を上手に使った秋バテ解消法をお届けします!

【文・監修】食プロリサーチ(http://www.shoku-pro.com/
食・健康分野に特化した人材サービス業の株式会社RDサポートと、健康情報分析評価業の株式会社インサイツが共同運営する管理栄養士・栄養士限定の会員制サービス。管理栄養士・栄養士の知識・信頼性を活かした機能性食品市場のマーケティング支援を行う。