フリーランスでどんな仕事にも挑戦
サイバーエージェントに6年弱いて、30歳になったのを機にフリーランスに転じました。会社の看板ではなくて、自分の看板で勝負してみたくなったんです。出産のことも考えると、新しくチャレンジするのは今しかないと思いました。
頼まれる仕事は何でもしました。ネット系の新しい会社の事業開発とか、メイドインジャパンの商品を台湾で売るお手伝いとか。なぜかテレビ局の出演者のキャスティングも頼まれました。
ネット系企業から依頼された仕事だと、新しい事業を立ち上げたいからアイディアがほしいというものや、ネット広告の配信や流通の技術、いわゆるアドテクノロジーの開発。ほかに広告のキャンペーンをしたいからプランニングしてほしいとか、広告代理店の担当者が来るんでマーケティング担当として対応してほしいという依頼もありました。
社歴の浅いネット系企業だと、ちょっと新しいことをやってみたいけど、社員を充てる余裕はないという会社がけっこうあるんですね。身軽なフリーランサーは先方にとって都合がいいんです。何年契約というわけではなく、半年とかの短期契約ですから、単発の仕事を頼むのに重宝するのだと思います。