製薬
世界第2位を誇る安定した日本の医薬品市場。平均年収は他の業界よりも高いが、なかでもMR(医薬情報担当者)が最も高い。世界一のファイザーと日本一の武田薬品の基本給は同じ50万円。賞与も含めて年収もほぼ同水準だ。
それにしても、30歳で年収1000万円というのはうらやましい限り。ただ、「医師という特殊な顧客を相手に、何十もの病院を車で1人で回るきつい仕事。一番嫌なのは、お医者さんとの力関係という人が多い」(各務社長)という。“夜討ち朝駆け”、接待営業は、今は業界の倫理規定で禁止されているが、それでもストレスのたまる仕事。
「転勤も多く、職場結婚すると辞めるMRもいて、定着させるのに大変」(製薬・人事)という声も。
※年間1700万人が利用する企業口コミサイト「キャリコネ」の協力で、各社の給与明細を掲載。