感情を爆発させても、良い悪いの判断はしない
子どもの神経系が反応しているとき、私たちの神経系もそれにつられて反応しがちです。
大人がカレンダーや1日の予定表、タイマーやメールなどの視覚資料を活用しているように、子どもにも同じものを渡してあげるのは、子どもへの敬意の表れです。神経の特性が多様な子どもたちにとって、視覚資料はとくに効果的です。
視覚資料は目から入る情報を絶えず処理するため、大脳辺縁系ではなく合理的な思考を司る脳が活性化されます。
感情が爆発したときに役立つツールをあらかじめ用意し、いざというときにそのツールを思い出せるよう、別の工夫も組み合わせておきましょう。ストレスがかかっているときは、ツールの存在を忘れがちになるからです。
子どもがいないときに準備しなくても構いません。子どもと一緒に準備しましょう。子ども自身がそのツールを使うのですから、一緒に作るほうが役にも立ちます。そうした作業そのものが、子どもを認めることにつながります。
パニックを未然に防ぐにはどうすればよいか――その答えは、あらかじめ行う補完的なセルフケアに立ち返ることです。セルフケアのルーティンを忘れていたと気づいたら、まずはマインドフルネスから始めましょう。
そして子どもが感情を爆発させたとき、良い悪いの判断はしません。感情が爆発した、という事実があるだけです。また最初からやり直しましょう。まず自分が落ち着けば、子どもを落ち着かせてあげられます。
何度でも言います――どうか自分自身に優しくすること。そして、子どもが強い感情に飲み込まれたり調整不能になったりしない日がいつか来る、という期待は手放すことが大切です。
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