「つける」「消す」は習慣化させる

ただ照明やエアコンのつけっぱなしは困りますから、そこはちゃんとコミュニケーションをとりたいところ。電気代の明細を見せながら、「これだけのコストがかかるんだよ」という事実を伝えていくといいでしょう。

寝室のライトをオフにする
写真=iStock.com/Nickbeer
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そもそも“つけっぱなし”という状態は、片づいていない家にありがち。片づけというのは、一つずつ完了させていくことの繰り返しです。照明を消す、エアコンを消す、と作業を一つずつすませる習慣は、子どもにも教えたほうがいいでしょう。

私も、子ども部屋のドア近くに、エアコンのリモコンホルダーを設置して、「部屋から出るときにはエアコンの電源を切って、そこに置きなさい」と、習慣が身につくまでやかましく言っていたものです。

思春期の子に接するときの注意点2つ

思春期の子を持つ親が、頭に入れておきたいことは次の2つ。

西﨑彩智『時間とお金にゆとりが生まれる「貯まる片づけ」』(プレジデント社)
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1.声のかけ方

「~して」と命令すると子どもは反発します。「~してくれないかな」とお願いしてみましょう。また、子どもには子どもの時間があるので、急に頼みごとをせず、アポをとるようにしましょう。

2.子どもを頼る

自分には手が届かない「高いところにあるものをとる」といったことを子どもに頼ってみると、子どもは「親にもできないことがある」と理解して、親への見方が変わります。

ちなみに、わが家で実行したのは次の通り。

● テストが終わったタイミングでの片づけを約束しておいた
● 日付を決めて、カレンダーにチェックした
● その日に自分も別の場所を片づけた
● リビングなどの共有スペースには、私物を出しっぱなしにしない
● 本人のやりたいことなど、未来について話し続けた
● 店で一緒に家具を選んだり、好きなインテリアの話をしたりした
● 子どもの友だちを家に招くことを快く了承した

赤いペンでカレンダーに書き込む
写真=iStock.com/kyoshino
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その結果、息子は自分から片づけられるようになり、のちの就職活動で、自分の特技は片づけであり、片づけによって「逆算思考」「行動実践力」「情報を整理する力」が養われたことをアピールして、IT企業とマーケティング企業から内定をゲットしました。

片づけができていることで、本人の自己肯定感も向上していたようです。