ゴールは「自分」ではなく「全員」のもの

春になり、園ではこいのぼりの行事を行うことになった。白いシーツを魚の形に切って、絵具を使って色とりどりの模様を描いてこいのぼりを作り、それらを園庭に飾るのが例年の習わしだ。

担任の大平智花(通称「ともちゃん」)は、子どもたちにこいのぼり作りを呼びかける際、自分の作品を作ることだけに目標を置かない。あえて次のように表現するのだ。