非正規女性は婚活で不利と言われることがある。本当なのか。主宰する結婚相談所でカウンセラーを務めている大屋優子さんは「時給1400円の保育士(34歳)が年収1200万円のハイスペック男性のプロポーズを射止めた。大切なのは、学歴でも年収でも見た目でもない。婚活で大切なのは“2つの武器”を持つことだ」という――。

※なお、本稿は個人が特定されないよう、相談者のエピソードには変更や修正を加えている

手をつなぐ男女
写真=iStock.com/78image
※写真はイメージです

「年収非公開」の女性は選ばれにくい

男性が外で稼ぎ、女性は家庭を守る。そんな時代ははるか昔。令和の現代は、共働き家庭がほとんどを占め、「共働き、共家事、共育児」の時代である。

そんななか、非正規雇用の女性は、婚活市場においては残念ながら人気がなく、「専業主婦希望」ともなれば、砂漠でダイヤモンドを探すレベルに、お相手探しに苦労するのは紛れもない事実である。

とくに、年収1000万円を超える男性でも、この傾向は見られ、正社員として二人で働き、子供を授かったとしても、育児休暇を二人で取得。夫婦二人で力を合わせ、実家が近ければどちらかの両親のサポートも受けながら、子育てをしていくいわゆるパワーカップル家庭が多い。

結婚相談所の婚活においては、男性の年収は必ず公開されているが、年収の公開が自由な女性も、年々年収を公開する傾向が増えている。IBJ「成婚白書2024」によると、実際にお見合いのお申し込み受け件数も、年収非公開の女性より、年収公開の女性が約倍の申し受けがある。

つまり年収を公開している女性のほうが、出会いのチャンスが年収非公開女性と比べ、2倍あるということになる。

【図表1】女性 年収公開状況別成婚率
年収を公開している女性の成婚率が46.1%なのに対し、非公開の女性の成婚率は24.0%と公開している女性の約半分(出所=IBJ「成婚白書2024」より)
【図表2】女性 年収公開状況別交際データ(中央値)

女性の大学進学率も、5割を超え、知識や資格を手に入れ、性別に関係なく社会で活躍している中、結婚を機に寿退社をする理由も必要もないのだ。