ハイスペ男性を射止めるための「二つの武器」
この彼女の「メンタルが安定している機嫌の良さ」と、「聞き上手」さは、天性のものなのか、後天的に手に入れたものかは不明だが、私の結婚相談所に入会して、すぐにお申し込みいただいたある金融機関に勤務するハイスペック男性とお見合い。その方から瞬く間にプロポーズを受けた。
入会時に、決まったお見合いは5件。そのすべての男性から交際希望が届いたのも、彼女の相手を気持ちよくさせる「機嫌のよさ」と「聞き上手」効果に他ならない。
仕事柄、小さい子供たちを相手に、どんなときもにこやかに「褒める」ことが日常の彼女。彼女には、お見合い相手の男性たちにも、子供と接するように上手に褒めちぎり、気分良くさせたのであろう。
非正規雇用だろうが、高学歴でなかろうが、ハイスペ男性に選ばれる女性の振る舞いは、なんといっても「メンタルの安定」と「聞き上手」にほかならない。この二つの武器は、年収や学歴や育ちの良し悪しに関係なく、誰もが持てる婚活市場で人気になる最強兵器だ。
「魔法の言葉」を使う「聞き上手」
デキる男性は、仕事で頑張って、ストレスと戦いながら日々過ごす。
そんな男性が選びたくなるのは、いつも機嫌が良く、その日あった出来事を朗らかに聞いて癒やしてくれる女性だ。聞いてもいないのに、否定されたり、討論することなど求めない。その時々の気分で、機嫌が良かったり、不機嫌だったりするパートナーの顔色をうかがう暮らしなどしたくない。
いつだって自分を認めてくれ、味方でいてくれて、朗らかな態度で接してくれる居心地の良い女性がいる家に帰りたいのだ。今巷で話題の、「フキハラ=不機嫌ハラスメント」の可能性のある女性は、高年収男性は絶対に選ばない。
愛嬌があり、精神的な成熟を表すメンタルが安定した「常にゴキゲン」な女性で、日々の出来事を「さ・し・す・せ・そ」を散りばめながら「魔法の言葉」を使う「聞き上手」な魔術師が、ハイスペ男性が結婚したい相手なのである。
一方で、いくらルックスが優れていても、正社員で「聞き上手」であったとしても、「選ばれない女性」もいる。聞き上手といっても、単に相手の話を褒め続ければいいわけでもない。
ハイスペ男性は、いつか自分の子供を産むかもしれない女性には、頭の良さを当然求める。これは夫婦として暮らしていくうえで必要な力だと考えている部分もあるが、「頭の良い子」を望んでいるからという強い動機も働いている。「すごいですね」「さすがですね」を連発するだけでは、かしこい女性だとは思ってもらえないだろう。