「見えている地雷」は本当なのか
共働き家庭の理由は、経済的な安定を求めることが最大の理由で、年々高額になっていく住宅購入、子供の教育費、どちらかが病気やケガにより働けなくなった際のリスクヘッジなど、共働きによる生活の豊かさを求めているからである。
女性側が、男性に経済力を求めるのは、今も昔も変わりがないが、令和においては、男性側も女性の経済力を求めている。そうした婚活市場において、非正規雇用の女性を「見えている地雷」などと表現する人もいる。それほどまでに、経済力のない女性は人気がないのだ。
だが、女性にも経済力を求める男性が多い中で、高所得のハイスペック男性から選ばれる非正規雇用の女性たちがいる。しかも、実家が太いわけでもなく、若くてルックスの良い女性とも限らないのだ。
実は、そんな彼女たちが共通して持っている、ある「振る舞い」がある。本稿では、婚活市場の常識を破る彼女たちの共通点を紹介する。
良縁をつかむ女性の共通点
34歳、女性、保育園非常勤。
ルックスやスタイルは中の中。特段おしゃれでもなく、保育士の資格はあるものの、正規雇用ではなく時給で働く彼女が、年収1200万円の5歳年上のハイスペ男性のハートを射止めた。この理由は、彼女の持つ圧倒的な居心地の良さにある。
彼女はいつもほがらかで、「常に機嫌が良く」、とにかく「聞き上手」。カウンセラーの私に対しても、常に朗らかで、会っているとこちらの気分が良くなるのだ。
彼女は会話の黄金セオリーである「さ・し・す・せ・そ」を会話の中で多用する。
「し」知らなかったです。
「す」すごいですね。
「せ」センス良いですね。
「そ」そうなんですか!
このキラーワードを、実にうまく操る女性なのだ。相手を気持ちよくさせたうえで、上手に質問を投げかける。例えば、私との会話でも「婚活の場面では、こういうことが好印象になりますよ」というと、「そうなんですね! 知らなかったです。こんな場合にはどうしたら良いのですか?」と具体的に質問が返ってくる。
私が答えると「さすがですね。大屋さんに聞けば何でも安心ですね」とこんな調子で笑顔で言う。
そして会うたびに、いつだってにこやかで、不機嫌な顔など見たことがない。彼女は「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」とは無縁の女性なのだ。