健康的な食事を実践するには何を心がけるといいか。医師の牧田善二さんは「理想の食事にこだわりすぎるとストレスがたまり、かえって老化を速めてしまう。難しく考えず、間違った食べ方を減らすだけでも、体内にたまるAGEの量は劇的に減る」という――。

※本稿は、牧田善二『脳と体が老けない人の食べ方』(新星出版社)の一部を再編集したものです。

家で食事をする女性
写真=iStock.com/maruco
※写真はイメージです

理想の食事を続けることは難しい

AGE(終末糖化産物)をためないために、食事で気をつけることはたくさんあります。あり過ぎて、すべてを実践することは難しいほどです。また、こまかく考えると、どちらを優先させればいいのかわからなくなることもあるでしょう。

すべてを守って実践するのが理想でしょうが、AGEはほとんどの食べ物に含まれていますし、おいしく食べるには加熱調理が必要です。血糖値を上げない食事を続けることも、理論的には可能でも、実際には難しいでしょう。

理想の食事にこだわりすぎるとストレスがたまり、かえって老化を速めてしまいます。糖質をどのくらい制限すればいいのか、AGEはどれくらい減らせばいいのかなど目安を聞かれることも多いのですが、基準は人によって違います。まずは自分の体質に合わせて、何を優先させるのかを決めましょう。