※本稿は、牧田善二『脳と体が老けない人の食べ方』(新星出版社)の一部を再編集したものです。
ご飯を一食抜くといい
日本人は主食を抜くことに違和感を覚える人が多いようです。日本では昔から、ごはん(米)が食事の中心であり、肉や魚、野菜のおかずでごはんを食べるのが一般的です。
穀物でお腹をいっぱいにする時代が長かったので、自然とごはんが主役となり、「毎食、食べるもの」というイメージを持つ人が多いのでしょう。
運動をしっかりしているような人は別ですが、ある程度の年齢になったら1日3回ごはん(米)を食べるのは、はっきり言って食べ過ぎです。ごはんなどの主食は毎食、食べる必要はありません。
特に、その後の活動量が少ない夕食では、ごはんを抜いたほうがいい――私はそう考えています。さらに、体重が多めの人は、ごはんをまったく食べない日があってもいい――そこまで考えています。
その理由の鍵となるのは血糖値です。血糖値が上がると糖化物質であるAGEが増えてしまうからです。
特に「血糖値スパイク」と言われるような、血糖値の急上昇はAGEを急激に増やすことになります。そのため、なるべく血糖値を上げないようにすることが老化を食い止めるために大切なのです。
ごはんを食べる量や回数が多くなるほど、血糖値も上がりますから、1日3回ごはんを食べるのは食べ過ぎだと私は考えます。ごはんをたくさん食べることによって、体内でつくられるAGEが増えてしまい、老化を速めてしまうのです。
血糖値が高い状態をできるだけ避けるために、ごはんを1食抜いたり、食べる量を減らしたりすることをすすめています。