玄米と精白米の差は思ったより小さい

玄米や雑穀米であればいいと思っている人も多いでしょう。食物繊維が多いため血糖値の上昇がゆるやかになると言われているからです。

でも、実はその差は少しだけです。玄米や雑穀米は、食後の急速な血糖値の上昇を多少は抑えてくれますが、血糖値の上昇自体を劇的に抑えてくれるわけではありません。

精白米も玄米も雑穀米も、食べた後に血糖値が上がるのは変わらないからです。精白米と同じく、食べる量や回数が多いと老化を招きます。

血糖値を上げるという観点から言えば、パンもよくありません。

パンもごはんも「血糖値を上げて体内のAGEを増やす」という意味では、大きな違いはないからです。麺も同じです。

ごはんと同様、パンや麺も食べる回数や量が多いと老化を加速してしまいます。

朝も食パンをトーストして食べ、昼もサンドイッチに手が伸びるといった無類のパン好きの場合は、食べる量が多くなるので問題です。

一方で、毎食食べるのではなく、1日に1回、食パンやフランスパン、ライ麦パン、ベーグルなどを食べるのであれば、それほど気にすることはないでしょう。私も朝食ではフランスパンを食べています。

フランスパン
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甘い菓子パンは主食から外す

もしあなたがメロンパンやあんパン、クリームパン、ドーナツ、マフィンなど甘い菓子パンが好きで、毎日のように食べているのでしたら要注意です。

こうした甘い菓子パンには、血糖値を急激に上げてしまう砂糖が大量に入っているからです。

甘い菓子パンは、小麦粉だけでも血糖値を上げるのに、さらに砂糖が入っているのですから、食べた後に血糖値が急上昇することになります。

こうした甘い菓子パンは、主食ではなく“甘いお菓子”と考えましょう。

老化を防止するためには食べないのが理想です。もし食べたくてがまんできないというのでしたら、主食ではなくお菓子と考えて、たまに食べる程度にしましょう。

こってりした味つけの煮物が好き、焼肉は甘めのタレをたっぷりつけて食べる、焼き鳥は塩よりもタレだ、チキンソテーは塩こしょうよりも照り焼きが好き、しゃぶしゃぶよりもすき焼きを好んで食べる……。

このような甘辛い味つけを好んで食べる人は、老化が進み、病気のリスクも高まります。

甘辛い味つけにするには、しょうゆやみりん、砂糖などの調味料が入っています。実は、こうした調味料にもAGEの増加リスクが潜んでいます。