甘辛い丼ものはAGEの二重リスク
まず、砂糖やみりんにはAGEをつくり出す糖質が多く含まれています。これらをつけて焼いたり煮込んだりすると、AGEの量が一気に増えます。それは、みりん、砂糖だけでなく、しょうゆもです。
肉じゃが、里いもの煮っころがし、かぼちゃの煮物、チキンの照り焼き、スペアリブの甘辛煮、酢豚、ホイコーロー、照り焼きハンバーグ、つくねなど、甘辛く味つけして加熱したメニューは、老化や病気を招くAGEを増やす食べ物であることを知っておきましょう。
ちなみに、魚はAGEが少なめなのですが、まぐろをしょうゆにつけて焼いたときのAGEの量は、何もつけずに焼いたときの6倍近くになります。
また、山盛りごはんがお約束の丼ものは、血糖値を急上昇させるので、AGEのリスクが高い食べ物です。さらに、丼ものはごはんが進む甘辛い味つけのものが多めです。
1979年、北海道大学医学部卒業。地域医療に従事した後、ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、「The New England Journal of Medicine」「Science」「THE LANCET」等のトップジャーナルにAGEに関する論文を筆頭著者として発表。1996年より北海道大学医学部講師、2000年より久留米大学医学部教授を歴任。 2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業。世界アンチエイジング学会に所属し、エイジングケアやダイエットの分野でも活躍、これまでに延べ20万人以上の患者を診ている。 著書に『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)、『糖質オフのやせる作おき』(新星出版社)、『糖尿病専門医にまかせなさい』(文春文庫)、『日本人の9割が誤解している糖質制限』(ベスト新書)、『人間ドックの9割は間違い』(幻冬舎新書)他、多数。 雑誌、テレビにも出演多数。
