「週末の姿は人に見せられない」

「うまいウイスキーだと言われること。やはりそれが、いちばんの原動力ですね」

平日は朝のバナナ1本、夜はサラダと薄味のうどんという食生活の輿石さんだが、金曜の夜から土曜の夜は、別人だ。

ニンニクとキャベツをたっぷり入れた餃子とビール、同じくニンニクを効かせたパスタとワインは定番。思い切り“食欲の祭り”を楽しむ。

「ええ。週末の姿は、人に見せられません」

笑いながら明かしてくれた、輿石さん。そして日曜の午後から、職人の日常が戻ってくる。ブレンダー室の「名工」へ、ゆっくりとスイッチが入る。静かに熱い、スピリッツである。

「週末の姿は見せられない」と笑う、輿石さん
撮影=プレジデントオンライン編集部
「週末の姿は見せられない」と笑う、輿石さん
上阪 徹(うえさか・とおる)
ブックライター

1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループを経て、94年よりフリーランス。広告、記事、広報物、書籍などを手がける。インタビュー集として、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)、『外資系トップの仕事力』シリーズ(ダイヤモンド社)などがある。2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、「上阪徹のブックライター塾」開講。日本文藝家協会会員。