いつも短パン、ビーサンのスタイルで

週末、激しい運動をして体を疲れさせ、早めに寝るに限る!<br><strong>バルス代表取締役社長 高島郁夫</strong>●1956年生まれ。96年社長就任。「フランフラン」「バルストウキョウ」等を展開。
週末、激しい運動をして体を疲れさせ、早めに寝るに限る!
バルス代表取締役社長 高島郁夫●1956年生まれ。96年社長就任。「フランフラン」「バルストウキョウ」等を展開。

1週間のリズムをつくるうえでも、月曜の朝は大切だ。スッキリした気分で週のはじめを迎えるために、週末に激しいスポーツをして体を疲れさせて、日曜の夜は早めに寝てしまうようにしている。

僕の一週間の過ごし方は、次のようなパターンだ。平日は9時から5時まで会社にいるが、この時間は仕事をしているというよりは作業をこなしているだけだ。社長としての本当の仕事とは、ビジネスに対するクリエーティビティを発揮することだからである。5時に会社を出たあとは、泳いだり走ったりする。

「箸休め」ではないけれど、ここで運動する時間を入れないと1日気分が悪い。夜の7時くらいから、人と会って食事をする。会食の予定がなければ、社員や仲がいい友達を誘う。二次会は最低2軒、多ければ5軒。12時前に家に帰ることはない。これが月から金までずっと続く。

土日は休みだが、家にいることはほとんどなく、体を動かしていることが多い。日曜の夜は必ず「家族そろって夕食をとる」と決めているが、晩ご飯を食べるとすぐ眠くなるので、10時、11時に寝てしまう。そして月曜の朝は4時か5時に起き、出社前に走ることも多い。

去年から本格的にトライアスロンを再開した。仲間うちでは僕が一番年上なので「タイムなんか遅くていい」とは言うものの、内心「まだまだ負けないぞ」という気持ちもある。

実は初めてトライアスロンに挑戦したのは15、6年前。当時は会社を始めたばかりで、資金繰りや人間関係の問題など悩みを抱えていた。そこで過酷なスポーツに挑戦することで、メンタルタフネスが向上するのではないかと期待したのだ。そしてその効果は、確かにあった。