年下と仲良くなる5つのテクニック
「認めてくれない」と相手に期待するほど心の器は小さくなります。こちらから「認めてあげよう」と大人の度量を見せてあげましょう。
すべての人と打ち解けられなくても、冷たくなった心はだんだんほぐれてくるはずです。ここでは【年下の同僚や仲間と互いに心を開くコツ】を5つご紹介します。
1 会話に名前を散りばめる
心の距離があるときは、つい名前を省略してしまいがちですが、「○○さん、おはようございます」「今日は○○さん、早いですね」など名前を呼ぶことで、相手に心を開き、大切にしている気持ちが伝わります。
2 小さなことでも教えてもらう
「ITに詳しいなら、教えてくれる?」「この人、有名なの?」「この企画、どう思う?」など些細なことでも頼られると嬉しいもの。頼ることは「ありがとう!」と感謝して相手を認めるための呼び水でもあります。
3 ちょっとした共通点を見つける
「同じ野球チームのファン」「同じ店によく行く」「同じテレビ番組が好き」「出身地が近い」「趣味が同じ」などからぐっと距離が近くなることも。共通点があれば、会話のきっかけづくりや情報交換になります。
4 相手を観察してプチほめ
わだかまりがあるときは、相手のことがよく見えていないもの。ちゃんと目を向けて「いいな」という点があればすかさず、「おしゃれだね」「仕事が速い」「字がきれい」など小さなこともほめて。
5 ちらりと本音と自己開示
年下には弱みは見せたくないと考えがちですが、「じつは会議の内容がわからなかった」「前に失敗しちゃってね」など本音や失敗談なども話して。「○○さんはどう?」と相手にも振ると、少しずつ理解が深まります。
心地よく話せる関係になれたら、若い人たちは最強のサポーターにもなるのです。
無理して付き合う必要はない人の特徴
50代になると仕事でもプライベートでも「付き合う人が限定されてきた」という人も多いのではないでしょうか。
「新しい人間関係をつくるのが億劫だし、苦手」「学生時代の同級生と生活環境や価値観の違いで、話が合わなくなった」「仕事も子育ても一段落したのに、だれからも声をかけられない」など、交友関係が広がるよりも、狭まる人のほうが圧倒的に多いのです。
20代~40代は仕事、結婚、育児、住む環境など人生のステージで人間関係が変わるものですが、50代からは、自分で人間関係を選んでいく時期になります。
「友だちはいらない」と断言する人もいるし、「たくさんの人と交流したい」「悩みを話せる人が数人いればいい」という人もいます。どれが正解というのはなく、自分が満足する人間関係であればいいのです。
ただ、「新しい人間関係をつくるのが面倒」というのは、これまで職場やママ友など相手に合わせる関係が多くて、ありのままの自分で関係を築くことに慣れていないのかもしれません。合う人とは付き合えばいいし、合わない人とは付き合わなくてもいいのです。
自分は「どう生きたいのか」「どんな人と、どんな付き合いをしたいのか」といった“自分軸”があれば、不思議なもので、その軸に合った人が、いいタイミングでやってきますから。