ぼんやり支出を見直すだけで、1800万円の資産!

「定期的に引き落とされる固定費」にも、ムダな支出が隠れています。それが習慣的に使ってしまっている「ぼんやり支出」です。これも投資および節約の天敵です。

固定費や習慣的な支出は、一度カットすれば永遠に節約効果があります。変動費はその都度節約せねばならず、ストレスが発生する割に効果が薄い。場合によっては、生活の質が下がってしまいます。

仕事も節約も同じで、まずはインパクトの大きいところからアプローチしてみましょう。節約でいえば、ぼんやり使い続けている固定費がそれに該当します。

毎月の通信費(スマートフォン)、ネット回線、クレジットカードの年会費……ぼんやり支出を削減できれば、投資に回せる種銭が一気に増えます。

●スマートフォンは格安プランでOK

もしかして、スマートフォンで格安ではないプランを契約していませんか?

スマートフォンの利用料金は、真っ先に削減できるぼんやり支出であり、なおかつ削減効果が大きい。格安SIMを契約するだけで、毎月の利用料金が5000円近く安くなる人もいます。

キャリアのショップで提示されたプランをそのまま契約しているようでは、いつまで経っても節約できませんよ! さらに、スマートフォンは高性能なので型落ちで十分です。

同じように、ネット回線もよく比較検討しましょう。

●ほとんど使わないサブスクサービスは今すぐ解約

「Netflix」や「ABEMA(Abema TV)」など、世の中には無数のサブスクサービスがあります。あなたも、いくつかのサブスクサービスを契約しているはずです。

NetflixやAmazonプライム・ビデオなどのアイコンが並んだスマホの画面
写真=iStock.com/Robert Way
※写真はイメージです

しかし、なかには利用頻度が少ないものがあるかもしれません。

それ、本当に必要でしょうか? なんとなく契約し続けていませんか? だとしたら、いまこの瞬間に解約してしまいましょう。ほとんど使わないサービスにお金をかけるくらいなら、思い切って解約して、投資に回してください。