「2次会以降は参加しない」と決めるだけでお金が浮く
●コンビニ、スーパー、百貨店で「なんとなく買う」もの
また、用もなくコンビニやスーパー、百貨店に立ち寄る習慣も止めましょう。寄ると必ず何かを買ってしまいます。
用があっても、お腹が減っている状態でコンビニやスーパー、デパ地下に行くのも要注意です。空腹のときは食欲がマックスになり、ついつい余計なものまで買ってしまいます。本当は欲しくもないものにお金を払った経験が、きっとあるはずです。
●飲み会
「参加する飲み会を絞る」「基本的に2次会以降は参加しない」というのも、私がサラリーマンだったころから実践してきた、だらだら支出を削減するための方法です。
飲み会に誘われるたびに参加していたらキリがありません。毎回3000〜5000円の支出をしているとしたら、年間ではすさまじい金額になります。
お酒を飲んでストレスを解消したい気持ちはわかりますが、実は「意味のある飲み会」はそう多くありません。「上司や会社の愚痴を言っているうちに終わっていた」なんて経験がある人も少なくないはずです。
そもそも時間がもったいないですし、そんなことにお金を使って後悔したことはありませんか? 「2次会以降は参加しない」と決めるだけでも、だらだら支出を削減できます。
そして、アルコールは健康を害する可能性がありますので、ほどほどに楽しみましょう。飲みすぎて、お金で病気を買っては元も子もありません。
●時間外手数料に気をつける
ATMから徴収される「時間外手数料」は、だらだら支出の典型例。高いときだと、300円ほどかかります。一回一回の金額はそれほど高くないように感じるかもしれませんが、年単位で考えれば、相当な支出に膨れ上がります。
病院や保険薬局も時間外料金を加算されるケースがあります。「何事も時間外に使わない」ように工夫してみてください。
●ビニール傘の購入は絶対にNG
スマートフォンを持っていれば、わざわざアプリをダウンロードしなくても、天気予報くらいわかります。それなのに「急な雨」を言い訳にコンビニでビニール傘を買ったりしていませんか? 本当にムダな支出です。
いつも使っているバッグに折り畳み傘を入れておけば、それだけでムダな支出を防ぐことができます。ときどき忘れるハンカチも予備をバッグに入れておきましょう。こうした意識の積み重ねが種銭を生み出し、その種銭が将来を支えることを忘れないでください。