経営大学院では人的ネットワークづくりが重視される

私自身、会計専門職大学院と経営系大学院の両方を経験しましたが、それぞれの進学動機には大きな違いがありました。会計専門職大学院では、主に専門性を深めることが目的で、進学した同級生はほぼ例外なく会計士や税理士を目指していました。

また、既に会計・税務業界に身を置きながら自身の知識をアップデートするために通っていた社会人も多く、人的ネットワークの構築よりも専門性向上が優先されていました。法科大学院も同様に、弁護士を目指すか、法務の専門知識を深めることが主たる目的となっているケースが一般的です。