なすと豆腐の炒め煮

祖母の故郷、宮城県県の郷土料理。で小さいときからよくつくってくれました。現地では豆腐ではなく油麩でつくることが多いようです。
写真=鈴木泰介
※『103歳の食卓』 より 祖母の故郷、宮城県県の郷土料理。で小さいときからよくつくってくれました。現地では豆腐ではなく油麩でつくることが多いようです。

材料(1~2人分)
長なす……1本(170g)
木綿豆腐……2分の1丁(175g)
塩……ひとつまみ
砂糖……大さじ2分の1
醤油……大さじ1
米油、胡麻油……各大さじ1
白煎り胡麻……小さじ2分の1

つくり方
1 なすは縦4等分にしてから2cm幅に切る。豆腐はキッチンペーパーで水分を取ってから大きめの一口大に切る。

2 ホットプレート(鍋)に米油を熱してなすを入れ、塩をふってしんなりするまで炒める。

3 胡麻油、豆腐、砂糖、醤油を加えてひと混ぜし、蓋をして弱火で5分ほど煮る。器に盛って胡麻をふる。

先になすに塩(分量外)をふって下味をつけると、仕上がりの味が決まります。
写真=鈴木泰介
※『103歳の食卓』より 先になすに塩(分量外)をふって下味をつけると、仕上がりの味が決まります。
荻野 恭子(おぎの・きょうこ)
料理研究家、栄養士、サロン・ド・キュイジーヌ主宰

ユーラシアをはじめ、65カ国以上の国を訪れ、家庭や店で土地の料理を学ぶ。日本でつくれるレシピに置き換えて多くの雑誌や本で紹介している。『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)、『ビーツ、私のふだん料理』(株式会社扶桑社刊)、『ポリ袋で簡単!もみもみ発酵レシピ』(株式会社池田書店刊)など、著書も多数。