「女性の目線で、企業や日本社会を変えていきたい」という目標を掲げ、2023年3月に発足した「PRESIDENT WOMAN Leader’s Salon」。現役の女性リーダーが集う会として、2023年6月現在約630名が登録。日本でいちばん「女性管理職・役職者」が集まるサロンをめざし、さまざまなイベントやセミナーを開催していく予定だ。4月末のキックオフイベントに続き、去る6月3日(土)には、「サロンメンバー大交流会」と題して、ティータイムサロンを実施。ゲストスピーカーには、女性視点マーケティングを展開する企業「ハー・ストーリィ」代表・日野佳恵子さんを迎えたイベントの模様をリポートする。
6月3日(土)に行われた「サロンメンバー大交流会」と題した、ティータイムサロンの様子
撮影=田子芙蓉

女性の視点や目線でビジネスを社会に創り出していく

2023年6月3日(土)。前日の大雨による交通網の混乱からイベント開催に不安が残ったものの、昼前には天候も落ち着き、予定どおり開催の運びとなった。まずは『プレジデント ウーマン』木下明子編集長の挨拶で会がスタートした。

『プレジデント ウーマン』では創刊以来、女性のキャリアを応援するさまざまな企画を誌面やオンラインで展開し続けているが、2020年秋からは、ブランドとコラボするキャリア女性向けの商品開発にも力を入れている。それらのすべては、“働く女性”の目線を重視しながら商品化しているのが特徴。

今回のイベントのゲストである日野佳恵子さんは、こうした女性の目線や視点から広がる新たなビジネスを社会に増やし、子どもたちの未来を明るくすることをミッションに掲げる、マーケティング会社「HERSTORY(ハー・ストーリィ)」の代表だ。

日野さん自身の経験から培った独自の“女性視点理論”と、それを取り入れることで、商品はもちろん、企業や社会が変わっていくというトークに、自然と女性リーダーたちの熱い視線と共感が集まっていく。

ハーストーリィ代表・日野佳恵子さん
撮影=田子芙蓉
ハー・ストーリィ代表・日野佳恵子さん

「『History(ヒストリー)』という言葉は、His+Storyの造語で、訳すと“彼の歩む道”。女性たちがまだ力を持たない時代、もうひとつの道“彼女の歩む道”『Herstory』もあると、女性の立場を強調するメッセージとして使われました。そのメッセージを私自身の会社名に掲げて創業、33年を迎えました。さまざまな年代や属性の女性たち、それぞれの価値観に着目し、細かく分類して、マーケティング戦略を企業とともに考えています」(日野佳恵子さん)