資産を大きく増やすには、相場の暴落時にどう行動するかが重要になる。ファイナンシャルプランナーの藤川太さんは「お金持ちが実行している投資法を誰でも再現できる方法があります」という――。
プールサイドのチェアに腰掛けて読書をしている女性
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普通の人は「チャンスの扉」が開いても気付かない

前回の記事では、短時間でお金を増やすには、国際分散よりも集中投資が有利であることを紹介しました。とはいえ、集中投資すればいつでも大儲けできるわけではありません。タイミングが重要です。

1億円の資産を築くような人は、チャンスの扉が開いたことをいち早く見つけて、それをくぐることでお金持ちになっていくのです。チャンスの扉は誰の前にも開きます。しかし、普通の人はそれに気づきません。扉の存在を知らないので、扉をくぐることもできないのです。

景気は良くなったり悪くなったりします。景気が良いときは、モノがたくさん売れて企業の利益も増えるので、結果的に株価が上がります。逆に景気が悪くなると、企業は設備投資を控え個人は消費を抑えますから、モノが売れなくなり企業の業績が悪化、株価も下がります。

お金持ちは暴落のバーゲンセールを待っている

つまり、景気が良くなって企業が儲かるときに投資すれば利益が得られるのですが、多くの人は出遅れてしまいます。ニュースで好景気であることが取り上げられて、周囲からも「あの会社の買った」といった声が聞こえるようになってから投資をしたのでは、遅すぎる可能性が高いのです。

逆に景気が悪くなりはじめたら株式を売却し現金の比率を高め、暴落に備えます。この暴落こそ、チャンスの扉が開くときです。普通の人は暴落を恐れていますが、お金持ちは「暴落はバーゲンセール」と考えて「いまか、いまか」と待っているのです。