暴落するときに資産を減らさないことが大事

暴落するときには資産を守ることが運用成績に大きな差を生み出すのです。

たとえば、画面左側でグレーの折れ線グラフが大きく落ち込んでいる部分があります。これは2008年から09年のリーマンショックの時期です。

このとき攻めのポジションは40%以上ドローダウンダウン(最大下落率)しています。これに対してみまもる君は、みまもる君は本格的な暴落が始まる前に相場判断を攻めから注意、守りへと切り替えています。それによってドローダウンは10%程度に抑えられています。

資産が暴落で大きな損失を受けてしまうと、回復するのに時間がかかります。リーマンショックの際にもみまもる君は2年ほどでリーマンショック前の水準にもどっていますが、攻めのポジションは回復までに5年半ほどかかっています。

ただこれも、「投資を続けていれば」の話です。リーマンショックでは、大きな損失を被り、値下がりしたところで投資をやめてしまった人も多いでしょう。下がったところで耐え切れなくなり、退場してしまえば損失だけが残ってしまいます。

暴落を回避すると同時に投資を続けることも大事です。

2020年3月のコロナショックも回避できた

2020年3月のコロナショックの際にも、みまもる君の相場判断が役立っています。本格的な下落が始まる前の3月上旬にみまもる君は相場判断を守りに切り替えています。これにより、攻めのポジションのドローダウンが20%を超えたのに対し、みまもる君のドローダウンは10%強に抑えられました。

投資で1億円以上の資産を築く人は、相場状況の変化を自ら判断して、暴落した時に集中投資して一気に資産を増やしています。みまもる君のドローダウンよりも、攻めのポジションのドローダウンが大きくなる時期こそ、資産を築いた人が狙っている投資タイミングとも言えるのです。

みまもる君を利用することで、お金持ちに近い相場判断で投資が可能になりますし、相場状況を判断する感覚を養うことができるでしょう。無料ですからぜひ利用してみてください。

藤川 太(ふじかわ・ふとし)
ファイナンシャルプランナー

生活デザイン代表取締役社長。自動車会社で燃料電池自動車の研究に携わった後、FPに転身。家計の個人相談の普及を目指して2001年に設立した「家計の見直し相談センター」では、すでに3万世帯を超える家計診断を行っている。家計管理、生命保険、資産運用など幅広い分野に精通。『やっぱりサラリーマンは2度破産する』など著書多数。 生活デザイン株式会社 オフィシャルサイト