【Case2 子持ち家庭】定年になっても子どもがまだ大学生
【POINT】優先順位をつけてプラン見直しも検討しよう
出産が遅めのケースでは、教育資金と老後資金の必要時期が重なります。一方、60歳以降は収入が大幅に減るため、貯金できる期間は限られています。麗華さんの場合、貯められるのはあと17年。希望をすべて叶えるには、毎年400万円もの貯金が必要です。
今は可能としても、住宅購入後は住宅ローンのほか管理費や修繕積立金、固定資産税などもかかります。さらに子ども2人を私立に通わせれば、教育費が月20万円にもなります。また、夫の高収入がずっと続くかも検討したいところ。
車の買い替えを7年ごとから10年ごとにしたり、グレードを下げるだけで必要額は1000万円以上下がります。希望に優先順位をつけて、プランを見直すことも考えたほうがよさそうです。