国内宅配は過去最高の増収増益を記録

コロナで国際物流は落ち込んでいるが、「国内では巣ごもりで高まったEC需要の影響で宅配は絶好調です」。大手2社のヤマトホールディングス、SGホールディングスともに高い水準で増収増益となっている。一方で、ドライバーの過重労働問題の再燃リスクがある。ヤマトは積極的にDXを進めて不在配達の解消に、SGも在宅勤務が増える企業向けのDX支援に乗り出している。

▼【物流】EC需要増で国内宅配は絶好調

ヤマトホールディングス/SGホールディングス

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武田薬品工業

社名横の矢印は前年比で営業利益が増えていれば上向き、前年比で営業利益が減っていれば下向き。業績はとくに注記のないものは、2021年3月期通期予想。黒字、赤字などの利益は営業利益(2021年3月1日時点)。グループ会社がある場合は連結。売上高、営業利益以外の表記の企業は両者の代わりに用いる指標で比較。金融は一部通期予想がないため中間決算で比較。

奥田 由意(おくだ・ゆい)

工藤 千秋(くどう・ちあき)
フリーライター