人間関係のトラブルを避けるにはどうすればいいのか。作家の本田健氏は「対人関係でトラブルを引き起こす『地雷のような人』を避けるためには、その人を突き動かすエネルギー源を見極めるといい」という――。

※本稿は、本田健『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。

振り返りこちらを見つめる女性
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「他人の怒り」に巻き込まれない

人間関係でよくトラブルを起こす人は、多くの場合、過去に人間関係で深く傷ついたことがある人です。子どもの頃や、若い頃に受けた心の痛みが癒えないまま大人になり、いまでもその痛みに反応しているのです。

いつもイライラしていたり、すぐ怒ったり、文句をいったりする人がいますが、その人たちは、実際にはあなたに危害を「加えよう」としているのではありません。

そうではなく、「痛い、痛い」と叫んでいるだけなのです。この心のメカニズムを知ると、その人に対する見方が変わり、乱されがちだったあなたの心に余裕が出てきます。

別に、その人に無理に合わせる必要はありません。実際に危害にあう可能性もあるので、ある程度の距離を保つことも必要です。その人の心の痛みや感情の爆発に、巻き込まれないようにしなければいけない場合もあります。

怒りに怒りで応えていると、あなたの人生も怒りのエネルギーに満ちていきます。

「あの人は、ただ痛い、痛いといっているだけなんだ」。そう思えれば、相手の痛みに巻き込まれずに済みます。

人間関係のトラブルを引き起こす人には、まわりの人もネガティブに接するため、本人はそれを感じてますます負のサイクルに陥ってしまいます。