「乗り換え&プラン見直し」の際に考えておきたい3つのこと

①乗り換えのタイミングはいつにするか

ahamo・povo・Softbank on LINEの3社のサービスは、いずれも2021年3月にスタートします。すでにahamoは発表2カ月で先行申し込み数が100万件を超えたと発表するなど注目されています。とはいえ、これから他のサービスでより有利な料金プランが出てくる可能性も考えられます。ですから、乗り換えのタイミングは各社の料金プランが出揃う3月以降でいいでしょう。

また、解約金にも注意が必要です。スマホの定期契約が終わる前に解約したり、他社に乗り換えたりした場合の解約金は、2019年10月に9500円から1000円に大きく引き下げられました。

しかし、ドコモの場合、2019年9月30日までに2年契約した場合は、次の更新月まで待ってから新料金プランに変更しなければ、解約した場合の違約金は9500円となります。たとえば、2021年6月に更新月を迎える人が、2021年4月から新しいプランに変更する場合、解約金は1000円ではなく9500円の解約金が請求されてしまうのです。なお、当初の2年契約経過後に解約した場合の解約金は1000円となります。

もっとも、あまりに古いプランのまま契約している場合、最新のプランに変更するだけでお得になる可能性もあります。乗り換えをしないという場合でも、一度今の契約状況を確認するのがおすすめです。

②実店舗や電話サポートがなくても自力で設定できるか

ahamo・povo・Softbank on LINEの価格は確かに安いのですが、落とし穴もあります。それは、申し込みからサポートまで、すべてがオンライン限定となっていることです。実店舗や電話などで直接問い合わせることができないので、スマホやネットに不慣れな人は、わからないことやトラブルが生じた際に不安に感じるかもしれません。

また、キャリアメールもないので、メールを使いたいときには外部のメールサービスのアカウントを設定する必要があります。ここでも、設定が苦手な人は困ってしまうかもしれません。

その点、同じ格安スマホでもUQモバイル・Y!mobile・楽天モバイルは実店舗もありますし、電話での問い合わせも可能です。自信のない方は、実店舗や電話でのサポートが受けられる会社を選んだ方がいいでしょう。