丁寧にやろうとしてつい……
上品な人が陥りがちなNGアクションは、実は食事シーンに多く潜んでいます。
よくやってしまうのが「手皿」といわれるもので、箸を持っていない反対の手を、食べものがこぼれないように受け皿のようにして添えること。これは見た目になんとなく丁寧に見えるため、正しいマナーとしてやっている人が多いのですが、実は間違い。和食の場合なら器を持ち上げるか、フォーマルな場所であれば懐紙を持ち歩くのもいいそう。
ちなみに懐紙は少しハードルが高いように感じますが、ものを包んだりちょっとしたメモなどにも使えるので、この機会にデビューしてみるのもいいかもしれません。最近は素材にひと工夫していたり、美しい絵入りのものもあったりと、バッグの中に入れておくだけでなんとなく気分も上がりますよね。汎用性が高く、いざというときに役立つはずです。