——“ニッセイの森”への取り組みは、職員にとってどのような影響がありましたか?
【宮崎さん】支社から近い場所に森があり、職員がボランティアに参加しやすい環境ということで、社内全体のSDGsへの意識も自然と高まるきっかけとなりました。約30年経過した今では当時植えた木々も大きく育ち、その木を使った樹木プレートを学校に寄贈したり、子どもたちの自然観察に役立ててもらう木のしおりを無償提供したりと、森の成長とともに私たちの活動も変化しています。
——取り組みがスタートした当初の年間10万本を10年かけて植える計画は2002年に、そして今年はニッセイの森200カ所を達成したと伺いました。
【宮崎さん】「ニッセイ100万本の植樹活動」ですね。この計画を達成した2003年以降は、「ニッセイ未来を育む森づくり」として、植樹・育樹活動をとおして森林づくりを継続しています。また、今年7月には町の約75%が森林という北海道茅部郡の森町というところで、200カ所達成記念調印式をおこなうことができました。関係者が一堂に集まった様子はとてもなごやかな雰囲気で、この町でメモリアルな瞬間を迎えられたことをみなさまに喜んでいただけました。さらには町がニシン漁で栄えたことと、弊社の企業名を合わせて地元の方が“ニッセイにっしんの森”と名付けてくださったことも、今までの取り組みが大きく成長したのを感じて嬉しかったですね。