一番の狙い目は水曜日
自分へのアポを入れるためには、まず自分の持っている時間を可視化することが大切です。1週間のスケジュール帳を利用して、何曜日が忙しくて、何曜日に時間があるのかを一目で把握できるようにしておきましょう。そして時間がありそうな日に自分へのアポを入れていきます。スカイプレッスンなどの自分磨きもいいですし、趣味や運動の時間を確保するのもいいでしょう。これらの時間は、仕事でトラブルが起きたときの緊急対応をするためのバッファーとしても利用可能です。
1週間の中で、水曜日は特別な曜日です。月曜日、火曜日と始まって、1週間の動きがいちばん見えているし、何かトラブルがあっても木金で挽回できるからです。
水曜日をノー残業デーにしている会社も多いですから、水曜日は早めに退社してセミナーを受けたり、趣味に使ったりするのもいい。在宅勤務を水曜日にあてるのもよいでしょう。
月単位や季節ごとに自分へのアポを予定する
1カ月も同じように、どこが忙しくて、どこに時間があるのか、スケジュール帳を活用してチェックしましょう。たとえば、月初に定例会議があるならその準備に1日かかる、月末の経費精算に2時間かかる、といったことも埋めていくと、自分が使える時間がはっきりとわかります。
もう少し長いスパンで見ていくなら、季節は重要です。たとえば春は生命が活動的になる季節。新しいことを始めたくなります。ですから春は、習い事などいろいろなことをスタートするのにいい時期です。
また、読書の秋といわれるように、秋は秋で、落ち着いて読書や勉強に取り組める時期です。
夏は、外に出るのがよいでしょう。オフィスにいても発想はなかなか広がりませんが、何かを体験したり、新しいものに触れたりすることで発想は大きく広がっていきます。