Wordの“微妙なズレ”を無くす「ルーラー」

文字の配置が微妙にそろわないために、ムダな時間を費やしているケースがたくさんあります。特に行頭の場合、余白に文字がはみ出してしまったり、微妙にデコボコして文字がそろわなかったりすることはありませんか?

「今カーソルのある段落の設定がどうなっているのか」

それはリボンやルーラーで確認できます。ルーラーとは文字数を表す目盛りで、図表6のようにリボンの下に表示されます。インデントマーカーが0文字の部分や行末にキチンとそろっているかを確認するには、ルーラーが一番早いです。また、字下げした場合も文字の位置をルーラーで知ることができます。

【図表6】文字数を表す「ルーラー」

初期値では非表示になっていますので、必ず表示するようにしておきましょう。[表示]タブ→[表示]グループの「ルーラー」にチェックを入れます。

【図表7】

ルーラーにはカーソルのある段落の設定内容が反映されます。

ここで大切なのは、「左インデント」と「右インデント」。通常は左が「0」右が「40」の位置にそろっています(ページ設定で右インデントの文字数は変化します)。これはこの段落が「1行40文字」ということです。