WordでもExcelでも「グリッド線」をうまく活用しよう!

四禮静子『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)
四禮静子『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)

グリッド線とは、段落やセルの幅や行を表す補助線のことです。表示していても、印刷はされません。

Wordでグリッド線を表示しておくと、行頭・行末の文字の配置やレイアウト時の行数がわかりやすくなります。ただし、表を作成するときは行の罫線とグリッド線が見分けにくくなるため、非表示に切り替えたほうがいいでしょう。

グリッド線を表示/非表示にするには、[表示]タブ→[表示]グループから「グリッド線」のチェックを切り替えます。

【図表8】

Excelはセルの位置がわかりにくくなるため、グリッド線(枠線・目盛線)を非表示にすることはあまりないでしょう。しかし、図形を描くときなどは非表示のほうがスムーズに作業できるので、表示/非表示は切り替えられるようにしておくと便利です。

Excelのグリッド線(枠線・目盛線)を表示/非表示にする場合は、[表示]タブ→[表示]グループの「目盛線」のチェックを切り替えます。または、[ページレイアウト]タブ→[シートのオプション]グループから「枠線」の「表示」チェックでも切り替えができます。

【図表9】

写真=iStock.com

四禮 静子(しれい・しずこ)
有限会社フォーティ取締役

日本大学芸術学部卒業。CATVの制作ディレクター退職後、独学でパソコンを学び、下町浅草に完全マンツーマンのフォーティネットパソコンスクールを開校。受講生は初心者からビジネスマン・自営業の方まで2000人を超える。行政主催の講習会のほか企業に合わせたオリジナル研修や新入社員研修など、すべてオリジナルテキストにて実施。PC講師だけでなく、Web制作企画や商店の業務効率化のアドバイスなども行う。著書に『Wordのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方』『Excelのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方』(技術評論社)がある。