利休が生み出した「佗び・寂び」の世界

千利休 無言の前衛
赤瀬川原平●岩波新書/840円

織田信長、豊臣秀吉に仕え、茶の湯を完成させた“茶聖”千利休。利休の生み出した「び・び」の世界を、映画『利休』のシナリオを執筆した赤瀬川原平が探るエッセイ。桃山時代の前衛芸術家ともいえる利休の思想から、現代にも息づくその精神性を読み解く。

日本人として知っておくべき美の世界

一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞
秋元雄史●大和書房/1700円

海外では高い評価を得ている日本美術だが、その価値を理解している日本のビジネスエリートは決して多くない。現代アートの著名な美術館館長を歴任してきた著者が、日本美術の歴史と18の作品を解説。日本美術を理解し、ジャポニズムの魅力をグローバルに伝える力を身につける。

SDGsをキーワードに考える、今と未来

2030年の世界地図帳
落合陽一●SBクリエイティブ/1500円

グローバルな共通課題として注目のSDGs。マルチに活躍する落合陽一が、新しい経済とSDGs、未来への展望を世界のさまざまなトピックと関連付けて説明。データをもとにした地図を豊富に掲載し、今の日本の立ち位置、世界の状況を俯瞰ふかんしながら理解できる。

※価格はすべて税別です。

撮影=小林久井(近藤スタジオ)

工藤 千秋(くどう・ちあき)
フリーライター