Zoom会議で顔色を良く見せる

リビングの照明は、手元で細かい作業をするのに適した明るさになっていないことがあります。明るさが足りず見えにくいと、肩こりや頭痛にもつながります。コンパクトにたためて持ち運びに便利なものや、充電式で電源コードがいらないタイプのデスクライトもたくさん出ているので、1つあると便利です。

アングルポイズ「Original 1227 Desk」と「Original 1227 Floor Stand」(写真提供=リンインクープ)
アングルポイズ「Original 1227 Desk」と「Original 1227 Floor Stand」(写真提供=リンインクープ)

また、普段作業をしている時は問題ない明るさでも、パソコンのカメラを通したZoomの画面では、顔が実際より暗く、青みがかって映ることが多いようです。天井の照明が画面に入らないように、パソコンのカメラの位置を調節したり天井の照明を消したりしたうえで、デスクライトで顔を前から照らすようにするだけで随分印象が変わるので、試してみてください。

もし、デスクが白っぽい壁に向かって配置されている場合は、デスクライトで壁を照らし、その反射で顔を明るく照らすようにすると、光が柔らかくなってまぶしくないですし、より自然な感じになります。ちなみに、白い服を着ると、レフ板効果でさらに顔色の映りがよくなります。

アングルポイズの「Original 1227」は、デスクライトですが、別売りのフロアスタンディングポールにつなげるとフロアライトにもなります。首が自由に動くので、手元を明るくしたり、Zoom会議で自分の顔色が一番よく見える角度で照らしたりという調節がしやすいでしょう。リビングや寝室で、壁を照らして間接照明としても活用できるので、テレワーク以外の時にも便利に使えます。

ぱっと始めてぱっと片付け

「キャスター付きキッチンワゴン」(写真提供=リホーム)
「キャスター付きキッチンワゴン」(写真提供=リホーム)

仕事専用のスペースがないと、その都度仕事に必要なパソコンや資料などを運び、広げて使ってはまた片付け、という作業の繰り返しになります。この手間をできるだけ減らすために、仕事関係の道具を「お仕事セット」としてひとまとめにしまっておける、キャスター付きのキッチンワゴンなどがあると便利です。

パソコンや資料のほかにも、パソコンに使う延長コードやケーブル、筆記用具などの文房具などもまとめておきます。1カ所にまとめておくだけでも作業効率が随分変わります。キャスター付きの収納ボックスでもいいでしょう。私は、リビングのインテリアにもマッチする、大きめのバスケットに、仕事関連のものを放り込んでいます。「お仕事セット」の中身やインテリアなどに合わせて、選んでください。

せっかくだから、気分がアガるグッズで

BRID(ブリッド)「CABLE PLUG_02&USB PORT_02」(写真提供=メルクロス)
BRID(ブリッド)「CABLE PLUG_02&USB PORT_02」(写真提供=メルクロス)

自分の好きなインテリアでまとめたリビングや食卓に、武骨な事務用品や電源ケーブルなどを持ち込むのはちょっと残念です。これらは、隠せるといいのですが、見えてしまうなら、できるだけかわいいもの、見ていて楽しくなるデザインのものを選ぶと良いと思います。

BRIDのケーブルプラグは、おしゃれで便利なので、私も使っています。USBポートがついているもののほかにも、オン/オフの切り替えスイッチがついているものなど、いろいろな種類があります。

事務用品やパソコンの周辺機器なども、探してみると、おしゃれなもの、かわいいもの、スタイリッシュなものなど、デザイン性に富んだものがたくさんあります。オフィスで使うのではなく、自宅で使うとなると、選び方のポイントも変わってくるでしょう。好みのものを探してみるのも、楽しいと思います。

写真=iStock.com

MAKO(まこ)
インテリアコーディネーター/株式会社Laugh style代表取締役

インテリアコーディネートを軸として幅広く活動中。モデルハウスやサロン、オフィス、ホテル、個人宅の個人宅のインテリアコーディネート・スタイリングをベースに、近年では法人企業とコラボレーションして商品や店舗のプロデュースを行う。現在キャンピングカーの内装デザインも行っている。日本テレビ『ヒルナンデス』、TBS『Nスタ』、フジテレビ『めざましテレビ』他、ラジオ・雑誌・WEB等数多くのメディアに出演。